Space/Science Visualization

宇宙映像・科学可視化

科学技術可視化(Science Visualization)とは、本物の科学研究データにもとづいて自然現象や物質の特性などを映像化する作業です。研究機関などと連携して科学データを正確にわかりやすく表現することで、広く誰でもがその本質に触れられる機会を作ります。その成果は科学館や博物館での展示や学校教育現場での活用、科学映像作品の素材や研究者の成果発表資料として利用されます。また自然法則に従った物質の振る舞いや構造は、アートとして観賞できる本当に美しい世界でもあります。
弊社では長年に渡り多種多様な科学可視化アプリケーションを開発してきた経験を活かして、最新の科学技術成果の普及を担うソフトウェアの開発を続けています。

Univiewユニビュー

デジタルプラネタリウム施設のために開発されたUniviewは、スウェーデンSCISS AB社との共同開発による 最新鋭のリアルタイム宇宙映像生成ソフトウェアです。地上から宇宙の果てまで、あらゆる場所とあらゆる時間の 本物の科学データにもとづいた宇宙の姿を、世界で最も美しいといわれる宇宙映像描画技術で インタラクティブに描き出すことができます。この最新技術を、デジタルプラネタリウムでの利用はもちろん、 展示やサイネージ利用、超高解像度ディスプレイにも対応した映像生成のための描画エンジンとして、 幅広く活用することができます。

Univiewについて

Mitaka Plus/Proミタカプラス/プロ

国立天文台4D2Uプロジェクトで開発されたMitakaは、宇宙の姿をインタラクティブに見ることのできるフリーソフトとして広く楽しまれてきました。弊社では4D2Uプロジェクトに共同研究で関わってきた経験と長年の開発時間をかけて、このMitakaをさらに使いやすく機能拡張したMitaka Plusをフリーソフトとして公開しています。Mitakaとともに、個人から教室、博物館まで幅広く利用されています。 Mitaka Plusを立体視や常設展示用に機能拡張した製品版、Mitaka Proもご用意しています。

Mitakaについて

Sssim太陽系シミュレーター

地上と宇宙空間をシームレスに繋ぐ、太陽系を中心とした天文可視化ソフトウェアです。簡単な操作で様々な天文現象を再現できる扱いやすさは評価が高く、展示版、教育用普及版、書籍版(ブルーバックス)や市販パッケージ版など、数多くの派生版が開発されました。インタラクティブに操作できる宇宙の3次元モデルというコンセプトは当時(Windows95の時代)には先進的なもので、のちのUniviewやMitakaなど国内外の様々なスペースエンジンおよびデジタルプラネタリウムソフトウェアに影響を与えました。現在でも、科学館の展示や学校の教室などで活用されています。

Sssim公式サイト

これまでに開発・リリースしたその他のオリジナル科学可視化ソフトウェアはこちらにまとめています。
ORIHALCON Project / Projects